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【不定期連載】白馬近辺の土木建築遺産を訪ねて 第2弾

皆様が白馬に期待することは雄大な自然であることが多いと思います。

しかし、白馬村近辺には日本の近代化を支えたり
厳しい自然を克服するために先代たちが作り上げてきた
土木や建築の遺産が意外とあるのです。

そんな土木や建築が好きなスタッフゆうすけが
白馬近辺の土木建築遺産を訪ねるコーナー、「【不定期連載】白馬近辺の土木建築遺産を訪ねて」。

第1回目は小谷村の「親沢橋」でした。
https://www.hakuba-highland.net/news/795/

第2回目は同じく小谷村の「姫川橋」を紹介したいと思います。

前回紹介しました「親沢橋」と規模の違いはあるとは言え
似たような形のアーチ橋、

そうです、「親沢橋」の設計者である中島武が設計しています。
「親沢橋」架橋の2年後の1939年に「姫川橋」は架けられました。
もちろん「親沢橋」同様、この橋も当時国道に指定され
多くの人が行き交っていたのでしょう。

しかし「塩の道の険しい山」を穿つトンネルによって、
バイパスが建設されてからは
管理は県に移管(県道になる)されて交通量は少なくなりました。

その後現在は、大糸線の中土駅から小谷温泉を結ぶバスの路線となっており未だ地元住民の大事な橋として引き続き愛されているのです。
そして「親沢橋」同様
2002年に「土木学会選奨土木遺産」に認定されました。
(長野県内にある中島武設計のRCローゼ桁群 大手橋、姫川橋、親沢橋、昭和橋、栄橋)
ちなみに「姫川橋」のすぐ下流には
「第三姫川ダム」があります。
この時「第三姫川ダム」は取水せず発電はしていないようでしたが
実は姫川に設けられた幾つかの「姫川ダム」にはとんでもない秘密があるのです!!

・・・そんな話をするために
次回は「大糸線第一姫川橋梁」「通橋」「第二姫川ダム」の
話をしようと思います。

ゆうすけ

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https://www.hakuba-highland.net/news/303/

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