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虹を見に黒部ダムへ行く(第4弾)

7月11日(月)からご紹介してきた、黒部ダムのブログ記事もいよいよ最終回となります。前回は、黒部ケーブルカーの黒部湖駅まで足を伸ばしてきました。今回は、再び黒部ダムへ戻って名残惜しいですが扇沢駅へと再び戻ります。

虹を見に黒部ダムへ行く(第1弾)
https://www.hakuba-highland.net/news/395/
虹を見に黒部ダムへ行く(第2弾)
https://www.hakuba-highland.net/news/396/
虹を見に黒部ダムへ行く(第3弾)
https://www.hakuba-highland.net/news/401/

アーチの上を再び戻っていきます。反対側からは虹が見えるかな?
コチラからは虹を見ることができず・・・残念無念です。
先程立ち寄った、「新展望広場 特設会場」に「レインボーテラス」も見えます。どこにあるか分かりますか?
改めて黒部ダムのスケールの大きさが分かりますね。これだけの構築物を昭和30年代に造ったとは・・・完成までに7年もの期間がかかったとのことで物凄いプロジェクトだったのだと感じさせてくれます。
アーチを渡ったところにあるのが、殉職者慰霊碑です。この黒部ダムプロジェクトでは171人もの方が犠牲になられました。犠牲になられた方々の名前も慰霊碑の横に刻まれています。
黒部ダムの歴史に触れて、スケールの大きさを感じたら喉が渇いてしまいました。
そこで、黒部ダムに隣接したレストハウスで小休止です。

レストハウスでは、このような「ハサイダーフロート」(500円)を飲むことができます。ハサイダーは「破砕帯」と「サイダー」を組み合わせたものです。破砕帯から湧き出すミネラル豊富でまろやかな天然水が、甘さ控えめでさわやかなサイダーに仕上げられています。
そのサイダーに、ソフトクリームを浮かせたフロートです。さわやかなハサイダーに甘味のあるソフトクリームが歩いた疲れを取ってくれること間違いありません。
そして、黒部ダムといって忘れてはいけないのが「黒部ダムカレー」です。
黒部ダムカレーは、日本一の大きさを誇る黒部ダムをモチーフに作られた大町市のご当地カレーです。ご飯を堰堤(えんてい)、ルーをダム湖に見立てたその見た目は迫力満点です。

こちらのレストハウスでは、グリーンカレーとなっています。疲れていたので、ちょっとリッチにカツカレー(1,360円)にしてみました(笑)
ちょっと、ピリ辛なグリーンカレーが疲れた体に染みます。
お腹も満たされたので、いよいよ名残惜しいですが黒部ダム駅へ行きましょう。駅へは、最後にもう一度虹を見たく再び展望台経由で向かいます。くたくたになりながら、展望台経由で黒部ダム駅に戻り、再びバスに乗って扇沢駅に戻ってきました。最後にご紹介するのは、扇沢駅を降りたところにある「扇沢総合案内センター」です。
こちらには、2018年まで扇沢駅と黒部ダム駅の間を結んでいたトロリーバスが保存されています。当初はトロリーバス全15台がすべて解体予定でしたが、ファンの方々の熱意や解体業者の配慮により解体を免れた1台を大町市がクラウドファンディングにより里帰りさせることに成功しました。その奇跡の1台が保存されています。
このように、4回にわたって黒部ダムについてご紹介させていただきました。わたしも、前回行ったのがトロリーバスの頃だったのでひょっとしたら10年ぶりくらいだったかもしれません。その頃にはなかった展示物などもあり、改めて黒部ダムの歴史にも触れることができました。

ホテルからは50分ほどで行くことができます。歴史とスケールを感じに(もちろん虹も見にですね)出かけられてはいかがでしょうか?

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