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初秋(晩夏?)の親海湿原&姫川源流の花だより

朝晩は涼しくなり始めましたがまだまだ日中は暑さが残る本日(16日(月)の午後、親海(およみ)湿原と姫川源流まで足を伸ばしてきました。

親海湿原&姫川源流まではさのさかスキー場の駐車場もしくはさのさか観光協会の駐車場に車を停めていきます。
まずは、親海湿原へ向かいます。道中には、秋の訪れを感じさせてくれる「ノコンギク」が咲き始めています。暑い暑いといっていても季節は進んでいるのを改めて実感です。森の中を歩いていくと駐車場から約10分で親海湿原に到着します。
親海湿原は標高745メートル、すり鉢状の平坦地形を成す、流出入する河川のない隔絶した湿原が特徴です。 低温・弱酸性・貧養という厳しい環境条件のため亜高山帯から高山にかけて生息する湿原植物が豊富で、学術的にも価値の高い、類稀な場所であるそうです。この時期の親海湿原にこの時期咲いている花は・・・
最初にご紹介するこちらの花は、「ツリフネソウ」といいます。沢沿いの道端や水辺など、湿り気のあるところに生える一年草です。時期的には、9月~10月にかけてみることが出来ます。
 
次にご紹介するのが「サワギキョウ」です。夏の終わりから秋のはじめの親海湿原を彩っている花ですが、そろそろ終わりの時期が近づいているようです。
こちらは、「ミゾソバ」といいます。八月から十月にかけて、枝先に淡い紅色の小花が十から二十個ほどまとまって開く。黒い球形の実が蕎麦に似ているため、溝蕎麦(ミゾソバ)と呼ばれています。水辺・湿地・溝などに群生する1年草でこれからが見ごろになってきます。
親海湿原で最後にご紹介するのは、「キツリフネ」です。沢沿いや水辺など、湿り気のある林内に生える一年草で、葉の脇の花茎から細い柄を垂らし、三角帽子のような淡い黄色の花を3~5個つり下げているのが特徴です。
続いては、親海湿原から姫川源流へ進んでいきます。
水が湧き出す音、そして眩しい新緑、マイナスイオンたっぷりの姫川源流は身も心も癒されること間違いなしのスポットです。ぱっと一面開けた親海湿原とは正反対な雰囲気が特徴です。親海湿原でご紹介したツリフネソウやミゾソバなども咲いていますが、それ以外に姫川源流で咲いている花たちは・・・
こちらの花は「オタカラコウ」といいます。「雄宝香」と書く、本州から九州の山地、亜高山帯の湿地、渓流沿いに自生するキク科の多年草です。遠くから見ても鮮やかな黄色の花がとても目立っています。例年なら、10月に入るまでは見られるはずなのですが、既にピークは越えてしまった感じですね。
こちらの花は「サラシナショウマ」です。「晒菜升麻(さらしなしょうま)」と書きます。春先、若芽を茹でて、苦味があるので水にさらして山菜として食べたことから「晒し菜」、「升麻」は中国から伝わった名で、根茎を漢方で利用します。夏~秋口にブラシのような形の、長い総状花序をつけるのが特徴です。

と今回は、親海湿原や姫川源流で咲いている花をご紹介しました。
2か所回っても90分あれば十分楽しむことができます。
車でも自転車でもホテルから気軽に出かけられるスポットです。まだまだ暑いもありますが、ちょっと季節の移り変わりを感じに出かけられてみてはいかがでしょうか?

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