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【今年は見られるかな?】 諏訪湖の御神渡り

今年の白馬村をはじめとした長野県内は非常に雪が多く冷え込みも厳しい日が続いています。
そうなりますと、長野県の皆さんが気になるのが「諏訪湖に御神渡りができるのか?」ということです。



御神渡り、一体何と読むのでしょうか?そもそも御神渡りって何よ?、ということで今宵は
ちょっと御神渡りについてご紹介します。
 
御神渡りと書いて「おみわたり」と読みます。御神渡りとは、長野県の南信地方にある諏訪湖に起こる
自然現象で、諏訪湖が全面結氷し、その一部がせり上がり筋になる現象のことです。諏訪大社上社(諏訪市)の
男神(建御名方命)が下社(下諏訪町)の女神(八坂刀売命)に会いに行った足跡であるとも言われています。
分かりにくいですが諏訪湖の湖面の中、写真の中心から右側にかけて1本の筋があるのが
わけるでしょうか?これこそ「御神渡り」でございます。
近づいてみると、氷がせりあがっているのが分かりますね。なぜできるのかといいますと・・・

①氷点下10度前後の日が続くと、諏訪湖が全面結氷します。
②この状態が続くと、厳しい夜の冷え込みにより氷が収縮し、表面に亀裂が入ります。
③亀裂に湖水が入り込み、薄氷が出来ます。
④周囲の氷が昼間の温度上昇により膨張し、圧力で薄氷が破壊され、せり上がります。
⑤これを繰り返し、せり上がりがだんだん大きくなり大音響と共に山脈のような御神渡りができます。
 
と出来上がる原理について説明しましたが、近年は温暖化の影響かなかなか御神渡りが現れてくれないのです。
今回の写真は最後の御神渡りができた2018年の2月10日(土)の朝に撮影したものです。
わたしも、この時に生まれて初めて生御神渡りを見たのでめっちゃ感動したのを覚えております。
 
2012年からの10年間で出現したのが、2012年・2013年・2018年と3回しか出現してないそうです。
今年は、諏訪地方も厳しい冷え込みが続いており、5日には諏訪湖が全面結氷したそうです。1月上旬に全面結氷したのが
9年ぶりとのことですので、4年ぶりの御神渡りの出現が期待できそうです。
諏訪湖までは、白馬から車で1時間40分ほどで行くことができますよ。
自然の神秘がおりなす御神渡りですが、見に行かれる際は氷の厚さが一定ではありませんので、
氷上には絶対に乗らないようにしてください。
 
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1月9日(日) 空室ございます。この3連休は天候もよさそうです。
http://www.489pro.com/asp/489/menu.asp?id=20000027&ty=ser&list=YES&liop=1&_ga=2.118543306.2137749540.1639392987-155572678.1633695316

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